子どもだけでなく大人も魅了されるガチャガチャの歴史

おはようございます!ぽよです!
今日は【ガチャガチャ】について書きます。

ガチャガチャの起源はアメリカ

ガチャガチャが初めて作られたのは、1907年、アメリカでのことです。
お菓子会社がガムの販売機として作ったのが最初です。
日本に入ってきたのはそれよりかなり遅れてのことで、1965年まで下ります。
アメリカ人のおもちゃバイヤーが日本を訪れた時に、知り合いの社長にカプセル自販機を広めないかと声をかけたことがきっかけです。
彼らは共同でValue Merchandiseを設立し、1号機は東京浅草に設置されました。
当時の中身は小型のおもちゃや消しゴムで、1回10円で回せました。
その後、70年代のボウリングブームの影響で、全国のボウリング場に設置され、カプセル自販機は全国に広がっていきました。

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今もさまざまなガチャガチャで人気のバンダイが、カプセル自販機に初めての参入したのは1977年です。
ただし、バンダイでは「ガシャポン」という呼び名で商標登録しています。

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大ブームを巻き起こした「キン消し」

ガチャガチャが一大ブームを巻き起こしたのは、1980年代にキン肉マン消しゴムが発売されて以降です。
キン肉マン消しゴムは、当時の少年なら誰もが買ったことのある大人気商品で、全部で400種類以上、累計1億8千万個も売れました。
その後、人気アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツをデフォルメした「SDガンダム」もガチャガチャに登場し、9年で800種類以上も作られたロングセラーとなりました。

そして、1990年代にカプセル自販機のクオリティーは一気に高まります。
バンダイが「HGシリーズ」というリアルなフィギュアを投入し、その第1弾のウルトラマンのフィギュアが、子どもだけでなく大人も巻き込むブームを引き起こしました。
HGシリーズは1個200円という通常のガチャガチャの倍の値段でしたが、それだけ質の高いフィギュアだったということです。

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2000年代以降も、400万個売れた「コップのフチ子」など、人気のガチャガチャ商品が続々と登場しています。
最近では、歌舞伎の衣装や小道具をモチーフにしたハンカチもガチャガチャになっており、中高年女性までターゲットを広げています。

観光地にもガチャガチャはよく置いてありますね。

観光地にもガチャガチャはよく置いてありますね。

カプセルを開ける時のワクワク感が魅力です!

カプセルを開ける時のワクワク感が魅力です!

ガチャガチャの中身は当然小さいですよね。
ミニカーと一緒に写真を撮ったりしても楽しいです。
ミニチュアつながりでガチャガチャについて調べてみました。
それでは今日もAMAZING!!!

ぽよ