スピードだけじゃない世界ラリー選手権の魅力とその歴史

おはようございます!ムネ子です!
今日は【世界ラリー選手権】について書きます。

FIA主催モータースポーツ世界選手権

世界ラリー選手権(WRC)は、国際自動車連盟(FIA)が主催するラリー選手権です。
世界各国で開催されるイベントのシーズンを通した通算成績で年間のタイトルが決まります。
現在、FIAが主催するモータースポーツの世界選手権は、この世界ラリー選手権と、F1、それに世界ツーリングカー選手権の3つだけです。

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ドライバーとナビゲーターで過酷な状況を走破

F1グランプリが始まったのは1950年にまでさかのぼりますが、世界ラリー選手権は比較的新しく、1973年に始まりました。
舗装されたコースを走るレースとは違って、公道をはじめあらゆる道を走るのがラリーの魅力です。
車にはドライバーとナビゲーターが乗り込み、道路状況を記したペースノートをもとにナビゲーターが指示を出し、それに従ってドライバーが運転します。
舗装道路だけでなく、砂利道、雪道、凍結路などリアルな環境が舞台ですので、ドライバーとナビゲーターが事前にコースを下見して作成するペースノートがレースのカギになります。

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ラリー車に求められる性能

あらゆる環境のコースを走るため、ラリーカーはレーシングカーのように速さだけを追求した車ではありません。
耐久性や整備のしやすさも大切ですし、公道を走るのでワイパーやライトなどの装備も必要です。
その意味で、ラリーに使われる車は、市販の車をラリー用に改造して用意されるのが主流でした。
1960年代にはミニクーパーが活躍しましたが、スピードだけでなく総合的なバランスが大切ということの証拠です。

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ただ、時代が進むにつれ、ラリーで勝つことを目的に開発された車が目立つようになってきました。
70年代はフェラーリのエンジンを搭載したランチア・ストラトスが活躍し、80年代は4WDシステムを採り入れたアウディ・クアトロが活躍しました。
その後は、ランチア・ラリー、プジョー205ターボ16、フォードRS200、ルノー5ターボなどのモンスターマシンが続々と登場しました。
また、三菱ランサーエボリューション、スバル インプレッサWRC、トヨタカローラWRCなど、日本車勢も大活躍しました。

現在は市販車にないシステムやエンジンを搭載できるようになり、大きなメーカーが改造車を投入して優勝をさらっています。
シトロエン、フォード、フォルクスワーゲンといったヨーロッパのメーカーが21世紀の世界ラリー選手権ではめざましい活躍です。

ラリー車ミニカーも大人気!

ラリー車のミニカーもたくさん出ています!
市販車ベースの競技車は、また魅力がありますよね。

トミカプレミアム ランチア ストラトス HF ラリー

トミカプレミアム ランチア ストラトス HF ラリー

イグニッションモデル 1/43 ルノー5 MAXIターボ

イグニッションモデル 1/43 ルノー5 MAXIターボ

トロフュー 1/43 スバル インプレッサWRC 1998年モンテカルロラリー

トロフュー 1/43 スバル インプレッサWRC 1998年モンテカルロラリー

トミカ 三菱ランサーエボリューション.IV WRCモデル

トミカ 三菱ランサーエボリューション.IV WRCモデル

それでは今日もAMAZING!!!

ムネ子