お母さん育児日誌 「ミニカーといっしょ」 その7

お母さん育児日誌 「ミニカーといっしょ」 その7
オヤツ代わりの「1日1台ミニカー」どうやって揃えていた?

ヒロが1歳半の時に約束した「1日1台ミニカー」。
「うちがどんなに貧乏になっても、ミニカーだけは1日1台買ってあげるからね」と母と子の大切な約束をしていましたし、ヒロも「オヤツよりもミニカーがいい」という状況でした。
しかし、「オヤツ代わりに1日1台ミニカーなんて、お金かかりますよね?」「ミニカーってそんなに種類あるんですか?」などよく聞かれました。
今でもそうです(笑) 今回は、1日1台の安価なミニカーをどうやって手に入れていたのか?について書いてみたいと思います。

1.車種が分かるミニカーなら100均でも大喜び

1日1台のミニカーですから、買い与えていたのは安いミニカーは100均のものが中心でした。
ヒロは値段に関係なく(当たり前・笑)喜んでいましたね。さすがに1歳台の赤ちゃんに1台100円と1台3000円のミニカーの区別はつきませんよね。
しかし、ひとつどうしてもこれだけはハズせない!という条件がありました。
それは、「車種がしっかりわかるミニカーである」ということです。
作りが雑でも塗装の質が悪くても、最低限車種が判別できるミニカーじゃなければ、ヒロは興味を持ちませんでした。
その傾向はゼロ歳の頃からあり、赤ちゃん向けのフワフワした素材でできたミニカーや木製のタイヤがついて転がるおもちゃなども、ほとんど興味を持ちませんでした。
まあ、数回は遊んでも結局は車種が分かるミニカーに戻っていく、みたいな?ダイソーを始めとした100均ショップでは、トミカサイズの100円ミニカーでもしっかり車種が分かるものを売っていました。
車種はあまり揃っていませんでしたけどね。

2.缶コーヒーのおまけミニカー

「1日1台ミニカー」に心強かったのは、缶コーヒーのおまけミニカーです。
最近はめっきり少なくなりましたが、十年位前までは結構な頻度で販売されていました。コンビニが主体で、缶コーヒー1缶に1台のミニカー(スケールは1/87)がついているもの、2本に1台(同じく1/60)のものもありました。
例えばアルファロメオだと8車種×3色で全24種など。
コンビニのかごの中に24本もの缶コーヒーを入れるとすごく重たかったですね(笑)

3.チョコエッグ

これもかつて流行していたお菓子です。最近あまり見かけませんね?
「チョコエッグ」の名前の通り、卵型のチョコレートの中にミニカーのパーツが入っていて、ごく簡単な組み立てでミニカーが完成します。
とても小さなサイズでしたがそれでも車種ははっきりわかる造りで舌から、結構ハマりました。
しかし、ヒロは甘いものをあまり好みませんでしたので(笑)チョコレートは私が食べていました。
前出した缶コーヒーも私が飲んでいました。今考えれば恐ろしいほどの糖分をとっていたことになります(苦笑)

4.ヤフオクで中古ミニカーをまとめ買い

ヤフオクでは、「ジャンク品」として中古のトミカ(塗装など剥がれ気味のものもあり)を100台単位で販売していることが良くあります。
ジャンク品といっても、だいたい1台ずつ包装してありましたので、ヒロにとっては「開封」の楽しみを味わえるわけです。
中古品で子どもが遊んだものなのでしょう。
中には塗装が剥がれたものもありましたが、比較的綺麗なものもありました。
しかし、ヒロにとっては塗装がどうのというのはあまり関係ありません。とにかく車種が分かればOK。
安いものだと100台1000円前後の値段で落札できましたので、大変助かりましたね。

5.トミカは高級品

1日1台ミニカーは様々な方法で安定して?入手していました。
しかし、1台100円以下がスタンダードになると、1台360円(当時)のトミカは大変な貴重品という感覚でした。
お年玉やクリスマス、誕生日などに4代セットやパーキングとのセットなどを買っていました。
1台100円が普通だったので、トミカは高級品に思えました。
うちの近所のスーパーでは、当時1台250円でトミカを売っていたので、ここでよく買っていました。

1日1台ミニカーはその後、ヒロが10歳になるくらいまで続きました(笑)

著者プロフィール

■母→加藤久美子

オールアバウト車ガイド 自動車生活ジャーナリスト 
息子ヒロトが新生児の頃から、クルマ英才教育を行う。
自動車関係、子育て、英語学習などを専門とするフリーライターでもある。
全国交通安全普及協会公認チャイルドシート指導員として正しいチャイルドシートの使用や、正しいチャイルドシートの選び方など、チャイルドシート専門家として啓発活動も行っている。
オールアバウト

■息子→ヒロト

生後間もない頃からミニカー、クルマに関する英才教育を受け欧米の文化や言葉に興味を持ち始め、母といっしょに英語学習を開始。
史上最年少5歳で英検2級合格、TOEIC初受験は6歳450点。
小6でTOEIC940点、中1で英検1級合格。
現在高2でTOEIC980点。
国内最年少の英語発音指導士®としてスカイプレッスンや発音に関する講演を行っている。
ミニカー、英語関連でテレビや雑誌への多数あり。
番組史上初の小学生ゲストとしてTBSマツコの知らない世界に出演(2013年1月OA)、「1分間の深イイ話」(日テレ)、「私の何がイケないの?」(TBS)、「トリハダスクープ」(テレ朝)、「ネプリーグキッズ」(フジテレビ)等多数出演。
現在所有ミニカーの台数は4000台以上。