おはようございます!ロージーです!
今日は【ジオラマの歴史とその楽しみ方】について書きます。
現実も空想もコンパクトに表現できるのがジオラマの魅力
歴史館や博物館でよく見かけるように、ジオラマは、展示物とその背景や周辺の環境を立体的に表現するのに便利な方法です。
鉄道模型やプラモデルをリアルな背景をバックに展示するのもジオラマですし、科学館などで森の中や海の中の情景を再現している展示物もジオラマです。
現実の風景をコンパクトに再現するのにも、現実には見ることの難しい景色を再現するのにもジオラマは使われています。
ジオラマの歴史
今では世界中にジオラマはありますが、最初に誕生したのは19世紀初めのフランスです。
写真発明家であり風景画家でもあったルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが中心となって、それまでのパノラマとは違う新しい投影装置を目指して開発した装置を「Diorama」と名付けました。
この時のジオラマは、1面に窓がある箱の中に展示物と風景画を置いただけのものでしたが、照明を効果的に使うことで、窓からのぞくとあたかも本物の風景が目の前に広がっているかのような錯覚を起こさせました。
博物館にジオラマが初めて登場したのは、1915年のイギリスのバロック博物館で、それ以降は世界中の博物館がジオラマを使い始めます。
日本では1932年の東京科学博物館が最初で、それ以降は一般的な展示方法としてどこの博物館でも使われています。
今では、博物館のような大がかりな展示物だけでなく、プラモデルのような小さいサイズの乗り物などを背景を含めて展示するための方法として、一般の人の日常にも入っています。
ジオラマの楽しみ方
ジオラマの楽しみ方には、作る楽しみと見る楽しみがありますが、最近ではインテリアとして飾る目的でジオラマを作る人が増えています。
また、家の庭に好きな草花を植えるガーデニングの世界でも、動物や小物の模型を組み合わせてジオラマのように作るという楽しみ方も増えています。
本格的なキットを買ってきて自分で組み立てるのも模型好きの方には楽しいですが、本格志向ではない方でも、市販のフィギュアなどを風景に添えるだけで十分にジオラマを楽しんでいることになると思います。
ミニカーランドのジオラマ MDプロジェクト!
ミニカーランドでもジオラマをリリースしています。
ミニカーの楽しみ方のひとつとしてジオラマを発表して行く予定です。
今後をお楽しみに!
お知らせ
ミニカーランドで色々とお世話になっているジオラマモデラーの情景師アラーキーさんの個展が開催されます。
「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展in四国」です!
いつものアラーキーさんの展示作品を含む全30作品が展示されます。
開催期間も3ヶ月長く、アラーキーさんの活躍ぶりがうかがえますね^^
冬の高知も見どころありますよ。
ぜひ行ってみてください。
開催期間:2016年11月19日(土)~2017年2月13日(月)
開館時間:10:00~17:00(入館16:30まで)
入館料:高校生以上800円/中学・小学生400円/未就学児無料
開催場所:アクセス 海洋堂ホビー館四万十
〒786-0322 高知県高岡郡四万十町打井川1458-1
TEL:0880-29-3355
初日の19日と2日目の20日にはトークショーもあります。
またこの2日間に来場するとプレゼントもあるそうですよ^^
詳しくは下記をご覧ください。
情景師アラーキーのジオラマでショー
海洋堂ホビー館四万十
会場アクセス
それでは今日もAMAZING!!!
ロージー
※写真はFind Travelさん、アラーキーさんのブログから。