お母さん育児日誌 「ミニカーといっしょ」 その1

初めましてこんにちは!
今月から「ミニカーといっしょ!」のコラムを担当するライターの加藤久美子と申します。
こちらのコラムでは、ミニカー大好き、車大好きの現在高校2年生の息子の幼少時代から現在まで、ミニカーや車が絡んでくる子育て話を書いていきたいと思います。
ミニカー&車英才教育を施した息子はどんな風に成長したのでしょうか?

お母さん育児日誌 「ミニカーといっしょ」その1
「生まれて初めてのミニカーはブラーゴ1/24 メルセデス・ベンツ300SL」
ミニカー少年生後8か月~1歳半まで

人生初のミニカーは生後8か月

息子には生後8か月の時に、初ミニカーを与えました。
こちらのミニカーは、私が大学の卒業旅行で訪れた、ドイツ・メルセデスベンツミュージアムの売店で購入した由緒正しい?ブラーゴの1/24です。
値段はよく覚えていないのですが日本円で1500円位だったような?
ヒロが生まれて、「この子には絶対、クルマ英才教育を施そう!と決めていましたので、いつの日かミニカーを与えるときには、おもちゃっぽいものではなくきちんとしたものを与えたい!という気持ちもありました。
そしてついに、生後8か月の時にその時がやってきました。
(なぜ8か月だったのか?はよく覚えていないのですが…)
ヒロはそのころすでに、自動車雑誌をよく見ていて(笑)車が大好きな赤ん坊でした。
言葉はかなり遅い方でしたが、(1歳過ぎてもはっきりとした言葉は話せず)車のエンブレムなどは8か月の時点でいくつか認識していました。



卒業旅行で訪れたドイツ・メルセデスベンツミュージアム

当時のレシートです。まだ持っていました!

対象年齢15歳以上!ゼロ歳児にそんな精巧で重厚なミニカー与えないでしょ?

300SLのミニカーを与えたとき、ヒロはとても喜んでいたように記憶しています。
喜んでいたというか、興味津々な感じ?といえば良いでしょうか。
一日中それで遊んでいましたね。
まあ、常識的に考えて、普通ゼロ歳児にそんな精巧なミニカーは与えないでしょうけどね。
しかも、重厚感あふれるダイキャスト製!遊んでいて落としたり投げたりしたら危ないのでは?と思われそうです(笑) 
しかしこれは母親である私のこだわりで、「生まれて初めてのミニカーに関してはとにかくちゃんとしたもの、車種がしっかりわかって精巧なものを与えたい」という思いがありましたからね。
それに、ヒロは、自分の大好きなおもちゃを投げたり、乱暴に扱ったりはしない子供だということはわかっていましたので、ずっしり重量感のあるダイキャスト製でも大丈夫だろうと思ったわけです。

そしてその後、300SLはひろに遊び倒されて、かなりのパーツがなくなってしまいました。
まあ、これはしょうがないですね。
(以下現在の写真)



こんなにボロボロになりました。

これは購入当時の写真です。

ちなみにこちらのブラーゴ300SLはAmazonなどで日本で購入することができます。
が、少々高いですね。
改めてみると、このミニカーは対象年齢15歳以上と書いてあります(笑)
生後8か月で与えちゃいました。

満1歳前に車のエンブレム30個以上記憶

さて、生まれて初めて与えたミニカーが、こんなに本格的な精巧な重量感あるものだったからなのか?
その関係はわかりませんが、ヒロは車に関してもミニカーに関しても「車種がわかるもの」しか興味を示しませんでした。
そして、生後9か月の頃から興味を示し始めたのは車のエンブレムです。
最初に覚えたのはヒロがおなかの中から乗っている私の車、アルファロメオのエンブレムです。
そして、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、三菱、ボルボ、メルセデス・ベンツ、フォードなどなど。
ただし覚えているといっても、ホンダのエンブレムを見て、「これはホンダ!」というわけではなく、私が、「ヒロ君、ホンダどーれ?」と聞くと、ホンダのエンブレムを指さす…という感じです。
私はとにかく絵がとてもへたくそで、クルマの絵もまともに描けませんでしたが、エンブレムなら何とか描けた(まあ、アウディなら〇を4つ、マツダやメルセデス、ホンダやトヨタも簡単ですよね!つなげればいいわけですが・笑)ので、よくヒロに描いていました。
ヒロもウサギや猫の絵を描くより、エンブレムのほうが喜んでいましたからね(笑)

ミニカーも車も固有名詞全開!

拙著「固有名詞子育て」(朝日新聞出版刊)でも何度も出てくるのですが、ミニカーの名前も車の名前も、とにかく最初から固有名詞で教えることを心がけていました。
最初は、「固有名詞を多用して言葉を覚えさせると語彙が爆発系に増えて、頭のいい子に育つ」といった理由ではなく、単に便宜的なことが理由でした。
赤いスポーツカーのミニカーといっても、うちにはフェラーリテスタロッサもあればランボルギーニディアブロもトヨタスープラもあります。
区別がしやすいように、どうせ近い将来、本当の車名を覚えるのであれば最初から固有名詞で教えればいいんじゃない?という判断でまずは車の名前から固有名詞を多用し始めました。
同時に、車名だけではなく、ミニカーのブランドも一緒に覚え始めました。
同じ車種でも、ホットウィールもあればトミカもありますからね。赤ちゃん言葉を使わずにたくさんの言葉を教えてきましたので、1歳半になる頃にはかなりの数の車種を覚えていました。
・・・・しかし、これが予想外の事件?につながることになりました。

次回に続く

「固有名詞」子育て―ふつうの子でも知らぬまに頭が良くなった55の方法

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